魚の住処となり、地球温暖化対策にも有効とされる「アマモ」。
このアマモを食べてしまう魚を使った弁当の開発が進んでいます。
指宿市山川地区ではアマモの再生に取り組んでいますが、海水温の上昇や漁業関係者の減少で、アマモを食べる「イスズミ」という魚が増え問題となっています。このイスズミを弁当のおかずにしようという開発が進んでいます。
今年5月から指宿市・山川漁協と城山ホテル鹿児島の関係者が共同で弁当の試作をはじめました。味噌漬けや山椒を遣って食べやすいよう調理されています。
弁当を食べて豊かな海の再生に貢献しようという今回の試み。試作した弁当の一般販売は予定されておらず、今後、環境保残に取り組む人たちを対象に限定販売する予定です。