離島面積全国一位の鹿児島県、離島への人や貨物を往来を支えるのが船。
鹿児島県旅客船協会の有村和晃会長は、自らも奄美、沖縄航路を運航する船会社のトップ。
およそ30社の会員企業の顔ぶれも多彩で他県にまたがる航路から高速船、鹿児島湾内の桜島フェリーなど幅広い。
若者の船員離れ、離島の人口減など問題も山積しているが鹿児島の離島航路は風景が素晴らしいと太鼓判を押す。
大海原に連なる島々の表情、時にはイルカと併走、南下するにつれ刻々と色彩を変える海の色、雄大な夕焼けに満点の星空、船旅の魅力を大勢の人に感じてほしいと話す。