— 一般社団法人 海洋会 鹿児島支部長 今村洋一さんからのコメント
海洋会は昨年、百周年を迎え作文コンクールに引き続き、小中学生を対象とした絵画コンクールを実施しました。南日本新聞社、鹿児島市教育委員会、鹿児島市船舶局の後援、マリックスラインの協賛をいただき、未来ある子供たちに海や船の魅力と夢を広めようと、小中学生対象に、鹿児島市内112校の小中学校にチラシを手配り配布(遠方一部郵送)、また海洋会鹿児島支部Facebookに掲載し、『船と海』の絵画を7月初旬より夏休み過ぎの9月3日まで募集したところ小学生49作品、中学生38作品合計87作品の応募がありました。どの作品も素晴らしく、特に小学校低学年生は船と人々が丁寧に描かれた作品が多く、選考に苦慮しましたが、一生懸命描かれた作品を重視し選考し、最優秀賞1点、優秀賞3点、特別に元気溢れる作品を海洋会賞として12点選出しました。
優秀賞の桜島フェリーよりみちクルーズ親子ペア券は武小2年梅谷愛理さん、同校5年上野稜真君、明和小3年山下夏潤君の3名でしたが、9月26日午後から、桜島フェリー袴腰桟橋ギャラリースペースにおいて、個別に優秀作品16名の表彰式を開催しました。
応募作品87点は9月12日から26日まで同会場において展示しましたが多くのお客様、関係者の方々の来場がありました。
コロナ禍の中ではありましたが多くの家族連れが訪れて小中学生の描かれた素晴らしい作品に見入っていましたが、この子供たちが将来世界の海を駆け巡ることを願うものでした。海洋会の目的は日本の船員不足を解消し、海と船に携わる職業に興味を持ってもらうことですが、その一助になればと思う次第です。
武岡小2年 鮫島真寛さんの作品
武小2年 梅谷愛理さんの作品
明和小3年 山下夏潤さんの作品
武小 5年 上野稜真さんの作品