豪快に魚をさばいていくのは、鹿児島市の林優糸くん6歳。まだ保育園児です。
(優糸くん)「3枚におろす」「あーおもしろい」
およそ1年前に深海魚に関するイベントに参加したことがきっかけで、魚に興味を持ったという優糸くん。
中でも優糸くんが夢中になったのは、自分で魚をさばくこと。
今では父・優介さんや祖母に教わりながら週3回以上魚をさばき、これまでにさばいた魚は40種類以上になりました。
(林優糸くん)「練習して上手になった」
午前6時半の鹿児島市魚類市場。優糸くんは料理人の父・優介さんについて週に3回ほど魚類市場に通っています。
(松屋水産・西中川典明さん)「ボクちゃんはよく見るから。魚が好きでよく見て最高」
実はこの日、友達を家に呼んで魚を振る舞うことになっていました。
(優糸くん)「えいちゃん(友だち)白身が好きだから」「決まり!」
家に帰って早速準備です。
およそ2キロもあるヒラメを一人でさばいていきます。
(優糸くん)「(ヒラメは)5枚おろし」
大きさや固さに苦労しながらも、自分でおろして刺し身にすることができました。
(優糸くん)「えいちゃんどうかな」
(友だち・又野栄翔くん)「おいしい」
魚を好きになっておよそ1年。
母・無邪さんは雄太くんに成長を感じていました。
(母・無邪さん)「ごはんを残さなくなった。魚の状態から自分でやってるから」
(父・優介さん)「人前に出るのがそんなに得意ではなかったが、自分から魚の質問をしたり、積極性が魚を通して身についている」
魚をとおして成長を続ける優糸くん。
今後の目標は?
(優糸くん)「全部の魚をさばいてみたい」