鹿児島市高麗町の甲突川周辺で行われた「スポGOMIワールドカップ鹿児島ステージ」。
スポGOMIとは、1チーム3人で制限時間の中で拾ったごみの種類や量を競う大会で、全国大会や世界大会も行われています。
今回は6歳から80代までの17チーム51人が参加し、川沿いや住宅地などでごみを拾い集めました。
(参加者)
「たばこの吸い殻もありますね」
海洋ごみのおよそ8割は町から川を伝って海に流れ出たものとされています。町をきれいにすることが海を守ることにつながります。
(参加者)
「大きいペットボトルもあった。意外と(ごみが)ある」
1時間後、参加者らは次々とごみを抱えて帰ってきました。集まったごみは合わせて105.74キロ。計測の結果、優勝は13.84キロを拾った鹿児島市の「おでん3兄弟」チーム。9月に東京で開かれる全国大会への切符を手にしました。
(おでん3兄弟 尾﨑光香さん)
「こういう活動を通して自分の住んでいる街がきれいになっていくとすごくうれしい」
参加者らは、ごみ拾いで汗を流し、ごみを減らしていくこと、適切に処理をすることへの思いを新たにしていました。