さかなクン
「アマミホシゾラフグちゃんに会えました。すギョく感激しました!」
このシンポジウムは、世界自然遺産に登録された奄美の生き物の多様性や海を守る取り組みを学ぼうと開かれたもの。
タレントで東京海洋大学の客員教授でもあるさかなクンが登壇し、海底の砂地に特徴的な模様を描くアマミホシゾラフグと大島海峡で出会ったときの様子を熱く語りました。
さかなクン
「ミステリーサークルがその時には、こっちにも、ちょっと泳ぐとこっちにも、さらにはもうちょっと泳ぐとこっちにも、何か所もありました。」
「メスのフグちゃんはミステリーサークルの形をしっかりと見極めて、気に入ったミステリーサークルじゃないと来ないそうなんです。」
またアマミホシゾラフグの研究をしている、しものせき水族館・海響館の学芸員・園山貴之さんは、「ミステリーサークルは沖縄やオーストラリアでも見つかっているが、いずれも水深100メートル以下で、水深10メートルから30メートルで観察できる大島海峡は世界でも貴重な場所だ」と話しました。
さらに、さかなクンが、奄美近海でとれる魚たちの絵をかきながら、名前の由来を語る場面も。
シンポジウムに参加した子ども
「ギョギョって言うところが好きです。」
「(さかなクンは)すごくかわいくて元気が良くて、見てるだけで元気がもらえます。」
さかなクンの話を楽しみながら、改めて奄美の海の豊かさを感じられるシンポジウムとなったようです。