東京・渋谷。アニメのキャラクターなどに扮したコスプレイヤーらが集合しました。
この日行われたのは「コスプレde海ごみゼロ大作戦2022」。
日本財団と環境省は海洋ごみ対策を目的とし、
5月28日~6月12日までを「春の海ごみゼロウィーク」と定めています。
このイベントは、そのキックオフとして行われたもので、
コスプレイヤーを中心としたおよそ400人が、渋谷のまちのゴミ拾いを行いました。
(参加者)
「渋谷に来ることがあるんですけど、ゴミも落ちていることが多かったので、楽しく貢献できるというのがすごくいい」
(参加者)
「きょうは渋谷のまちをきれいにしたい」
人通りの多い、渋谷センター街。
ペットボトルや弁当がら、タバコなど、様々なゴミが落ちていました。
海洋ごみのおよそ8割は陸から川を伝って流れており、海をきれいにするには海だけでなく、まちもきれいにすることが重要です。
この日拾われたゴミの量は、70Lのゴミ袋で52袋。
参加者らも、ゴミ削減への思いを新たにしたようです。
(参加者)
「拾っている人がいると思ったら捨てなくなる。こういう活動をもっとしたら、ごみもなくなると思う。」
(参加者)
「(ごみを)家に持ち帰ることや、買わないという手段を取っていいのでは」
(参加者)
「渋谷でコスプレというと、ハロウィンなどごみを散らかすような悪いイメージだった。今回コスプレをしてごみを拾っている姿をまちの人たちに見てもらえているのが、ポジティブなイメージをアピールできたのではないか」