高校生のゴミ拾い日本一を決めるスポGOMI甲子園全国大会が東京墨田区で行われました。

3人1組で制限時間内に拾ったゴミの質や量を競うこの大会。全国で1万3779名が参加。予選大会から勝ち上がった、代表42チームが集結しました。
中には鹿児島大会に優勝した全国大会初出場の鹿児島玉龍高校2年、赤龍会チームの姿もありました。

鹿児島玉龍高校 赤龍会チーム
「勝つことも大事だが、全国の舞台で戦えることは非常に光栄なことなので、やっぱりボランティア的な精神で…がんばります」
1時間の制限時間の中で、隅田川周辺の自然エリアでゴミを拾います。海洋ゴミのおよそ8割は街から川、海へ流れ出たものと言われていて、街をきれいにすることが海を守ることにつながります。

鹿児島の赤龍会チームも町中を歩き回って、ペットボトルやたばこの吸い殻などを拾い、袋いっぱいにゴミを集めました。

鹿児島玉龍高校 赤龍会チーム
「この舞台に立つことができたので、支えてくださった皆さんに感謝して、1つ1つ気持ち込めてゴミを拾っていきたい」
この大会で集められたゴミの量は合わせて348.39キロ。

(結果発表)「鹿児島代表の結果は、本日の第3位鹿児島県代表・赤龍会の皆さんですおめでとうございます」
鹿児島の赤龍会チームは19.84キロを集めて見事3位に輝きました。

鹿児島玉龍高校 赤龍会チーム
「1位を取れなかった悔しさがすごくあって…来年は受験で出られないので、最後のスポGOMIになった、そこで1位という結果が取れなくて、非常に悔しい」

「初めての全国大会に出場して僕はこの結果に満足している」

「僕たちは、このスポGOMIを学校行事にしようとしていて、そのためにも良い経験になった」