海や海洋ゴミ、海洋環境について熱い思いを持った人が集結する「熱源サミット」が11月に島根県出雲市で開催されました。
海と日本プロジェクトでは、海への熱い思いを持ち、社会を変えるムーブメントの源となる人材を「熱源人材」と認定していて、当日は認定されている61人のうち38人が会場に集結しました。
(日本財団 海野 光行 常務理事)「それぞれの個性と強みを存分に出していただき、更に大きな活動につなげていただけるような場を用意しています」
熱源人材の一人、鹿児島からは海の漂着ゴミを捨てる専用の箱「拾い箱」の発起人である与論町の池田龍介さんがサミットに参加しました。
(池田龍介さん)「みんなでちょっとずつきれいにする地域を目指していたので、拾い箱を置いて気軽にちょっとずつ拾う活動を行っています」
サミット一日目には、熱源たちのこれまでの活動や課題となっていることなど、それぞれが発表。
二日目には、新たな事業づくりと題したワークショップが行われました。
池田さんが所属したチームは「自然体験と町づくり」と題して、これまで積み上げてきた経験・スキルなどをもとに、熱源を結ぶ、そして、町と人を結ぶ悩み相談所を提案しました。
新たな提案、つながりができた熱源サミット。熱源人材の今後の活動にも注目です。