海と日本プロジェクトです。28日は、スポーツとしてごみ拾いを楽しむ「スポGOMI」です。
鹿児島市の甲突川周辺で行われたのは「スポGOMIワールドカップエキシビジョンマッチ」。スポGOMIとは、制限時間の中で拾ったごみの種類や量を競う大会です。
今回は6歳から大人まで38チーム126人が参加し、川沿いや住宅地などでごみを拾い集めました。
「たばこがありました」
参加者の中には、鹿児島出身の女子バレーボール元日本代表・新鍋理沙さんなどアスリートチームも。
海洋ごみのおよそ8割は町から川を伝って、海に流れ出たものと言われていて、町のごみを拾うことが海を守ることにつながります。
参加者たちは、草木の茂みの中などをよく見ながらたばこやペットボトルなどを拾い集めました。
競技終了間際、参加者らが、ごみを抱えて帰ってきました。
1時間で集まったごみは合わせて132キロ!
(参加者)
「ゲーム感覚で楽しめるのでいい」
「(ごみが)ないのかなと思っていてが、下を向いて歩いたら結構あった」
「実際に(ごみ拾いを)やることで、これから気を付けていこうという気持ち」
計測の結果、優勝は12.2キロを拾ったスポゴミfamily。スポGOMI甲子園鹿児島大会の歴代の優勝者が2人いる園田修一さん一家でした。
(優勝・スポゴミ family 園田修一さん)
「家族で楽しみながら参加できたことがよかった」
(優勝・スポゴミ family 園田将士さん)
「ごみが落ちていると日頃自分たちが出したごみかと思う。そういうところから改めたい」
(優勝・スポゴミ family 園田倖士さん)
「(スポGOMIは)学生時代を彩った大会のひとつ。今後も忘れない思い出」
海と日本プロジェクトイン鹿児島は日本財団が推進する海と日本プロジェクトの取り組みの一環として行っています。