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鹿児島県の砂浜には、毎年4月から8月にかけてウミガメが産卵に訪れる。 しかし、1980年代初め、そのウミガメの卵が盗掘される被害が相次いだ。対策に立ち上がったのは、鹿児島大学の学生たちだ。ウミガメの卵を盗掘から守ろうと、浜のパトロールを始めた。 この動きを受けて、1988年、鹿児島県は日本で初めての「ウミガメ保護条例」を制定。パトロールや子供たちへの啓発活動などを続け、今でも「日本で一番ウミガメがやってくる浜」を守っている。
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