鹿児島市にある「富士通鹿児島インフォネット」です。
中川詩織さん「こちらがペットボトルを全廃し缶ボトルや紙容器に切り替えた自動販売機です。
富士通グループ全体での取り組みにはなるんですけれども、背景としては海洋プラスチックごみの問題に対して(ペットボトルの)使用量を減らそうということで、できるところから始めたところです」
国連の持続可能な開発目標SDGs達成を掲げている富士通グループ、使い捨てプラスチックの使用量削減に取り組んでいます。
活動のひとつがオフィスからのペットボトルの全廃。
海洋プラスチックごみの問題の解決に向け、社員全体で取り組んでいます。
中川さん「ペットボトル飲料が缶飲料に置き換わったことで、不便になったという声は聞かれず、みなさん協力されています。ペットボトルが使われなくなったことで、身近なところでのプラスチックの使用に対する意識が変わったのかなと思います」
環境問題に取り組む「富士通鹿児島インフォネット」
夏休みにはこんなお客さんも訪れました。
小園百花さん「インフォネットでのSDGsの取り組みについて知りたい」
夏休みの自由研究にとペットボトル飲料を廃止した会社の取り組みを取材しました。
「もし(ペットボトルが)道路に落ちたら雨に流されて海に行ってしまう」
「こういう取り組みを世界に広めて綺麗な海にして欲しいと思います」
ペットボトルを全廃したオフィス、ある変化がおきていました。
マイボトルやマイカップを利用するスタッフが増加。海洋プラスチックごみの削減への意識が高まっています。
板山守明さん「普段の仕事の中で、机で普通にマイボトルで飲んでいただいたりとか、昼食のときもそれを持って食べながら飲んでいただいたりとか普通の会社の生活の中で活用していただいていると思っています。一人一人が出来ることからやっていくことが鹿児島の海をさらに綺麗にしていくことにつながる」