甑島ビーチクリーン | 海と日本PROJECT in 鹿児島

甑島ビーチクリーン

MBCテレビ「かごしま4」8/26放送

薩摩半島の西方沖に位置する薩摩川内市・甑島（こしきじま）

透明度の高い美しい海が広がる島ですが、離島特有の漂着ごみの問題を抱えています。

 そんな状況の中、下甑島の青瀬海岸で行われたのは「甑島サステイナビリティ体験」。

ごみ拾いを通じて、離島が抱える漂着ごみ問題と向き合うイベントです。

(一社)Mfisea　関真希さん
「海洋ごみ問題が深刻になっていて、プラスチックの漂着ごみはどのくらい出ているのかというと、年間でジャンボジェット機5万機分ほど」

イベントには、地元住民らおよそ30人が参加し、海岸沿いの漂着ごみを手分けして集めていきます。

この日は、大型の漁具やペットボトル、小さなプラスチックの漂着ごみなどが見つかりました。

およそ1時間の清掃活動で、袋一杯のごみが集まりました。

ごみ拾いを頑張った子どもたちにはご褒美も！

綺麗になった砂浜でスイカ割りを楽しんだあとは、参加者全員で堪能しました。

離島が抱える漂着ごみの問題を、自らの手で拾い集めて実感した参加者たち。

美しい海を未来につなげるために、行動することの大切さを学ぶ一日となりました。

(一社)Mfisea　関真希さん
「漂着ごみ問題を知ってもらうきっかけになれば。課題を見つけたり楽しみながら漂着ごみ問題を自分事にしてもらいたい」

甑島出身(一社)Mfisea　濵﨑憲司さん
「自分もこの海で育ったので、この綺麗な海を次世代の子どもたちに残したい」

海と日本プロジェクトin鹿児島は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」の取り組みの一環として行っています。