今月17日、阿久根市の大川島海水浴場で新たな拾い箱のお披露目会が行われました。拾い箱とは、海から漂着したごみを入れる専用の箱のことです。
式典には地元の人たちや、鹿児島県の塩田知事も参列しました。
鹿児島県 塩田康一知事
「最近、鹿児島県の海岸にも国内や周辺の国々からの漂着ごみが大量に押し寄せてきています。(拾い箱を)多くの方々にご活用いただくことで、漂着ごみが回収され、環境保全に対する意識の醸成が図られるものと期待をしております。」
設置したのは、B&G財団。海に関する活動を中心に、地域活性化や青少年の育成を行っています。
B&G財団 菅原悟志理事長
「私たちは全国の海を見てまいりました。そして、日本でも有数の美しさを誇る阿久根市の海岸にごみが漂着するというのは、やはり悲しいと」
式典の後は設置を記念し、海岸の清掃活動が行われました。
―Q.落ちていたごみの種類は?
参加者
「発泡スチロールとかビニール袋です。きれいになって良かったと思います。
「楽しかったです。(拾い箱に)ごみいっぱい入れたい」
「私は地元の人間なんですが、いろいろな方が来られるようなきれいな海にしていけたらなと思います。」
B&G財団 菅原悟志理事長
「地元の海をきれいにしていってもらいたい。守っていっていただきたい。それが私たちの願いです。」