今月19日、鹿児島市の平川ヨットハーバーで、平川小学校の5・6年生がマダイの稚魚の放流を行いました。
協力したのは、谷山漁業協同組合。今月5日にも出前授業を行い、錦江湾の歴史やマダイの習性について教え、マダイの3枚おろしを披露。
今回の授業は、社会の授業で漁業について学んでいる子どもたちに、実際の取り組みの一部を見てもらうことを目的に行われました。
こちらは生まれて100日ほど経った、およそ7センチのマダイ。子どもたちは小さなマダイに興味津々です。
「マダイを見て、こんなに小さいんだなって思いました。楽しみでワクワクしてます。」
小さなバケツから優しく丁寧に稚魚を放流していきました。
「放流した魚が海で元気に育ってほしいと思って放流しました。」
「とても貴重な体験ができてうれしかったです。3年後に大きくなって、みんなの食卓に並ぶような大きな魚になってほしいです。」
「僕たちが放流した魚が、3年後に誰かを笑顔にしてくれたらいいなと思いました。」
谷山漁業協同組合 代表理事組合長 横山浩二さん
「とるだけじゃなくて放流事業もやっていることを知っていただきたいのが一番ですね。海の魅力、錦江湾の豊かさを知っていただければ一番かなと思っています。」