鹿児島県内の海岸などでは、ボランティアによる清掃活動が行われました。
霧島市の福山港で行われた清掃活動は、錦江湾の自然環境を保護しようと湾に面した地域が取り組んでいる「錦江湾クリーンアップ作戦」の一環で行われました。
この日行われた清掃活動には、およそ200人が参加。
参加者は新型コロナウイルス対策としてそれぞれが距離を取りながら、海岸に打ち上げられたゴミを拾ったり、周辺の雑草を払うなどの作業をしました。
清掃活動は1時間半ほど行われ、およそ600キロのゴミや雑草が集められました。
(参加した人)
「すがすがしい気持ちになりました」
(霧島市 中重真一市長)
「次の世代に残していかなければならない海岸なので、コロナの中で、感染対策をしっかりとりながら、本日、清掃作業ができたことを、大変うれしく思っている」
一方、枕崎市の港周辺でも市民らが清掃活動に汗を流しました。
「海の日」が制定された1996年から毎年行われる清掃活動には、市民らおよそ800人が参加しました。
漁港周辺や海岸などおよそ7キロの範囲で手分けしてゴミ拾いをしました。
朝から強い日差しが照りつける中、市民らは、海岸などに打ち上げられた流木やプラスチックごみなどを1時間かけて手で拾い集めていました。