海洋ごみ対策に向けた河川を流れるプラスチックごみを共同で調査する取り組みが発表されました。
日本財団と日本コカ・コーラ株式会社は、河川を流れ下った「プラスチックごみ」が、海洋ごみとなるメカニズムを解明するため、共同調査を始めたことを発表しました。
海洋ごみの、およそ7割から8割は陸地から出たもので、河川を通じて海に流れてきたものとみられています。
共同調査は、全国8か所の河川流域、総距離、およそ240キロで行われます。
河川や、その付近の、ごみ集積所、繁華街の側溝などのごみを調べて分析し、ペットボトルなどのプラスチックごみが河川に、どう流れ込み、海洋ごみとなるのかの、解明を目指します。
共同調査の結果は年内をめどにまとめ、国内におけるプラスチック資源のさらなる有効活用のための政策提言とともに、公表する予定です。