番組情報
2018.09.03

肝付町の海にまつわる伝統行事「ナゴシドン」

肝付町の海にまつわる伝統行事「ナゴシドン」

MBCテレビ『かごしま4』海と日本プロジェクトin鹿児島

肝付町で行われた海にまつわる伝統行事「ナゴシドン」

肝付町の海にまつわる伝統行事「ナゴシドン」

太平洋に面した肝付町の岸良地区。
毎年8月14日に行われる「ナゴシドン」は600年に渡り受け継がれてきた伝統行事です。

肝付町の海にまつわる伝統行事「ナゴシドン」

平田神社・上薗久美子宮司「住民の無病息災や家内安全を祈願する。一年間神様にまもっていただくというおまつりですね」

夏を越すと書いて「夏越祭(ナゴジドン)」

まず平田神社で神事が行われ祭神を猿田彦命の3つの面に宿らせます。
この面を白い装束の舞手たちが岸良の海岸へと運びます。

海岸に付くと汐がけを行い、お面に海の神様も宿します。
太平洋を背にたてられたそのお面の前で平田神社に伝わる舞が披露されました。

  • 四方に矢を放ち勝利を呼び寄せる「山の神舞」
  • 悪霊退散を祈る「薙刀舞」
  • そして子どもたちも参加した「十二人剣舞」

青に海をバックに披露された600年続く伝統の舞。

上薗宮司「海と山に囲まれている村ですので、自然の神様に守られているという意識で自然を大事にしたい」
最後は砂浜にたてられた茅縄をみんなでくぐり無病息災を願って終わりました。

肝付町の海にまつわる伝統行事「ナゴシドン」

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