鹿児島市在住のイラストレーター柴ひかりさんです。
「私は魚と海がものすごく好きで、絵を描くのも好きですし、英語を使うのも好きなので、その両方を使って鹿児島の海をPRしたいなと思っていろいろ活動しています」
「これはいつも使っているスケッチブックです。ひとことでお魚って言ってもトゲがあったりヒレが伸びていたりなんかオシャレですよね。それぞれ個性があって」
出身は垂水市。海がすぐ近くにある土地柄、幼い頃から魚は身近な存在でした。中でも特に影響を与えたのは祖父の資郎さんです。
「小さい頃から祖父がよく釣りに行く様子をみていまして、触れる機会が多くて、新鮮な魚は本当に綺麗ですし、見ていて飽きない魅力があるので、そういうのを小さい頃から魅力的に感じて、描くのも一番楽しいですね、魚を描いている時が。」
子どもの頃からの夢だったイラストレーターを目指し2012年ロンドン芸術大学・イラストレーションコースに入学。2年間、絵の勉強に没頭しました。
卒業後、鹿児島へ。様々な活動を行っています。
こちらは鹿児島のホテルで行った「ライブドローイング」国内外から訪れる観光客にイラストで鹿児島の魅力を伝えます。
桜島大根にラーメン、もちろん魚も描かれています。
「実際、旅行に来た人がこの絵を見て、あ!これ食べた!とか、あっ!これ見てみたいなっていう、そういう次の行動へのきっかけになったらと思います、あと思いで作りですね。」
「錦江湾だけでも1000種類以上の魚が住んでいるというふうに教えてもらったこともあるんですけど、まだまだ知らない魚がいっぱいいるんだろうなって考えただけでもすごくワクワクします。魚の面白さとか多様性を絵で表現していきたい」