2018年9月28日MBCニュース
「台風」身を守るために注意が必要なポイントとは?
身を守るために注意が必要なポイントなどをまとめました。
台風の勢力
台風の強さは、「猛烈」「非常に強い」「強い」の3段階です。
「非常に強い」今回の24号は、最大風速が44メートル以上54メートル未満で、建物が倒壊したり走行中のトラックが横転したりするおそれがあります。
2018年9月4日、近畿地方を中心に13人が死亡するなど大きな被害をもたらした台風21号も「非常に強い」台風でした。
台風の被害や影響を最小限に抑えるには、事前の備えが必要
- 風が強くなってから屋内・屋外で作業をすると、高いところから落ちたり、ガラス窓や急に閉まるドアでけがをしたりする危険があります。
- 窓や雨戸は事前に閉めて必要に応じて補強し、風で飛ばされそうな物は固定したり、建物の中に入れるなどしてください。
- 停電や断水に備え、懐中電灯やラジオ、乾電池、水や非常食などを準備しておくことも大切です。電気ポンプで水をくみ上げあるマンションでは、停電で断水する可能性があります。
- また、身を守るために不要不急の外出を控え、海や川、田んぼなどの様子を見に行かないことも大事です。
高潮にも注意が必要
高潮は、台風の低気圧で海面が持ち上げられる現象で、2018年9月4日の台風21号では、関西国際空港の滑走路などが冠水しました。
海の近くや河口近くの低い土地では、冠水や浸水の恐れがあります。
高潮に伴い、沿岸の波も高くなるおそれがあり、注意が必要です。