朝5時半、マダイ漁の網が海に投じられます。
佐々祐一さんは海の男になろうと転職。今年4月にプロとしてひとり立ちした新米漁師。
以前は仕事は横浜で経営コンサルタントでした。
佐々さん「海に近い所で育って遊んできたので、漁師に元々興味があって」
漁師になるために鹿児島県の漁師塾や地元漁協で研修をつみました。
佐々さん「漁業の体験というのをここでさせていただいて、その時に、温かく地元の人に迎えていただいて、ここだなと思って来ました」
今は漁師としての仕事の成果を感じる日々。
佐々さん「いろいろ工夫をしながら漁をして、それの手応えがあった時は嬉しいです」
新しい人生をスタートは漁師仲間や地域の人々に支えられています。
佐々さん「いずれ、自分も経験を重ねて、なにか困っている人がいれば、助けになれるような、この漁協の中核的な漁師になっていけたらなと思っています。」
海と共に生きることを選んだ佐々さん。
佐々さん「海とはもう、生活の中心にあって、厳しくもあるけど、海に生かされている」