8月末、東京・虎ノ門でうみぽす甲子園の決勝戦が行われました。
うみぽす甲子園は、高校生が見つけた海の課題をポスターにし、その魅力をプレゼンテーションするコンテストです。
全国から202作品の応募があり、書類審査で選ばれた14チームが決勝戦を行いました。
鹿児島からは鳳凰高校と与論高校が参加。
(鳳凰高等学校 UMI plus )
「わたしの自宅からは、車を使えば5分で越路浜、15分で吹上浜というとても美しい海に行くことができます。ぱっと見ただけだとすごく綺麗なのですが、どちらも海流や季節風の関係で多くのゴミが漂着します。」
「現状を変えるためにすることは、1回3秒のごみ拾いからでいい。危機感と、誰でも気軽にできること。キャッチコピーでは、この2点を伝えられるようにしました。」
(与論高等学校 ゆんぬんちゅ)
「わたしたちはこれまで、与論の昔ばなしから、与論に伝わる価値観について学んできました。」
「そして今回のうみぽす甲子園では、『高校生に海に親しみを持ってもらう』というテーマを掲げ、相手を思いやり尊重する・お互いを認め合う、というメッセージにし、このポスターを作成しました。」
各学校が海への思いを伝えた3分間。その中で優勝に輝いたのは…
鹿児島から参加した、鳳凰高校。
(鳳凰高等学校 UMI plus )
「準優勝まで呼ばれなくて、『あ~ダメだったかなあ』って思ったら最後の最後で呼ばれたので、本当に、すごく感動して言葉が出ませんでした。」
「海藻のカーテンというマイクロプラスチックを回収する方法のひとつがあるんですが、それをわたしの地元で行いたいと思っています」