海をいかしたあるスポーツに青春をかけている若者達がいます。それは…部員11人で活動している鹿児島商業高校ヨット部。
県内では2校しかない珍しい部活動のひとつで錦江湾高校と合同で練習をしています。
部長・東璃矩さん「もともと違うスポーツをしていたんですけど、高校に入ってから新しいスポーツに挑戦したいなと思って始めました。すごい楽しいスポーツです。」
深田光さん「もともと海が好きで、海を使うスポーツがヨット部だったのでやろうと思いました。自然の中でやるのでとても楽しいです。」
松清里功さん「とてもおもしろそうだと思ったので始めてみました。1つの目標に対して大勢で競うことができるのでとても楽しいです」
帆に風を受けて進むことができるヨット、操船技術や速さを競う海のスポーツです。
この日の練習はヨット操作の基本となる方向転換や舵取り。しかし海を使った実践的な練習は毎日できるわけではありません。
東さん「基本土日の2日だけです。平日は海上で練習はできないので、陸上で筋力トレーニング、体力トレーニングをしています。」
海での練習が限られているため部員たちには海に対する熱い思いがあります。
深田さん「ヨットは海があってできるスポーツなのでとても感謝しています。」
東さん「身近ではあるんですけど、とても大切な存在だと思っています。」
ヨットの技術を磨くには無くてはならない海。
練習を積み重ねて目指すは…
松清里功さん「国体があるので8位に入って入賞したいと思っています」
彼らの海にかける青春はまだまだ続きます。