晴天の鹿児島市かんまちあ。
ここで行われるのは「お魚たまRUN(おさかなたまらん)」です!
1週500mのコースを20周。合計10kmをチームのメンバーでリレー形式で走ります。
今回は、企業やファミリーなど、28チームが参加しました!
お魚たまRUNは「ただ走るだけ」ではありません!
ランナーも、応援する人も「鹿児島の海の恵みを楽しめる」マラソンなんです!
レースの最中、イベントが次々にスタートします!
まずは、東町漁協の「鰤王」を使った、ブリの捌き方教室!
そして、垂水漁港からはカンパチ「海の桜勘(おうかん)」
参加者は、鹿児島を代表する「ブリとカンパチの食べ比べができるんです!あぁ~なんて贅沢!
子ども達は楽しく海の生き物に触れ合うことができます。
ここでは、ヒオウギ貝釣りに子ども達が挑戦!上手に釣れるでしょうか?
そして、ランナーも次々にゴールします!
今回、総合優勝したのは「KCR」チーム。鶴翔高校陸上部のOBの先輩&後輩のチームです。
そして、優勝者にはもちろん「鹿児島の海の恵み・海の幸」が優勝賞品ひとして渡される・・・かと、思ったら、、、、
商品のカンパチを自分たちで「つかみどり」
カンパチはプールの中を、所狭しと泳ぎ回ります。優勝チームの手をスルリスルリと抜けて行きます!思いの外のスピードとパワー!
最後は、なんとか捕まえることができました!!おめでとうございます!
県漁協青年部連合会の会長・川畑さんは、
「魚のつかみどりをすることで、魚に触れて、魚のスピード、力強さも感じてもらいたい。また、(そのエネルギーを)たべているんだと思ってもらいたい」と、語ります。
他のチームや、ファミリーチームも次々とゴールします。みなさん、本当にお疲れ様でした。
参加チームがゴールしたら終了・・・ではありません!この「お魚たまRUN」は、名前の通り「たまらん♪」イベントが待っています。
参加チーム揃っての「海の幸のバーベキュー」です。
一人前がなかなかのボリュームです!
また、イベントではバーベキューの他に、未利用魚と呼ばれてしまうチダイをまるごと使った鯛めしも振る舞われました。
未利用魚とは、新鮮で美味しいけれど、小さい、調理の手間がかかるなどの理由で市場に出回らない魚のことです。
会長の川畑さんは、チダイの小さいものをレトルトパックにし「鯛めし」で食べられるように加工するなど、工夫し宣伝することで、
「取れた魚が未利用魚と呼ばれないようになって欲しい。」
また、子ども達を海に連れて行って「海と触れ合ってほしい」とも語ります。
今回のイベントを通じて、海の楽しさ、大事さ、海の素晴らしさを大人が実感することで「もっと海を身近に感じてほしいと」と、願いを話してくださいました。
鹿児島の海の恵みをいっぱい感じることができた、今回の「お魚たまRUN」でした。
イベント名 | お魚たまRUN |
日程 | 2017/5/21 |
場所 | かんまちあ |