「海の日」に合わせて、桜島フェリーでは地元の小学生が「一日船長」を体験しました。
桜島フェリーの「一日船長」は、かごしま市商工会が地元のこどもたちの体験学習の場として毎年「海の日」に合わせて行っていて、今回で19回目です。
今年は、桜洲小学校6年の大工園碧さんと桜峰小学校6年の中村優大さんの2人が「一日船長」に任命され、2人は乗客を出迎えたり客室であいさつをしました。このほか、操舵室から船内放送を行い、乗客に安全の呼びかけをしたり、普段なかなか見られない船の下にある機関室も見学し、フェリーが動くしくみなどを学んでいました。
「貴重な経験ができたと思います。たくさんのエンジンを使ってフェリーを動かしているので、とてもすごいなと思った」
「緊張したけど(お客さんが)乗ってくれたのでうれしかったです。(これからは)今、どんなことをしているのかなと思い出しながら乗りたい」
2人は桜島港と鹿児島港を1往復し、いつもと違う体験で、フェリーへの興味を新たにしていました。