鹿児島市七ツ島の鹿児島港です。
漁船に乗り込んでいるのは「親子で漁業体験」の参加者およそ30名。これから錦江湾の漁場に出発です。
港からおよそ10分、錦江湾では市街地からこんなに近いところで定置網漁が行われています。
目の前で次々ととれる錦江湾の魚たちに子ども達も興味津々です!
今度は子ども達の出番です。親子で力を合わせて魚釣りに挑戦です。
目の前に広がる錦江湾は水深0メートルの干潟から200メートルの深海まであり、魚の種類が豊富です。
伝統的な漁から養殖まで、様々な漁が行われいます。
さぁ、子ども達、釣れたかな?
釣った魚、見せてください!
港では定置網漁でとれたばかりの魚の料理が並びました。
みんなの笑顔が広がります。
谷山漁業協同組合 横山幸二組合長
「(漁業は)自然相手で醍醐味もあるので、それを味わう場を作っていきたい」
鹿児島大学水産学部 大富潤教授
「大都市の沿岸域の船で10分のすぐ近くで大きなヒラマサが取れる、マダイも取れましたし、こんな素晴らしいところはない。地元の魚を食べることで地元の海を守ろうと、わたしはそう思っています。」
この鹿児島市グリーンツーリズム推進課が実施する「親子で漁業体験」は秋にも実施されるということです。