レポート
2019.06.27

ERABUサンサンテレビ『漁熱大陸~ソデイカ漁に密着~【後編】』沖永良部島

沖永良部島のスーパー漁師、川畑輝明さんに密着

和泊町役場の安田プロデューサーとサンサンテレビ取材班はソデイカに出会えるのか!?

ERABUサンサンテレビ『漁熱大陸~ソデイカ漁に密着~【後編】』沖永良部島

30キロこえのキハダマグロを幸先よく釣り上げるも本命のソデイカとはまだ出会えません。
漁船はソデイカの旗流し漁のポイントまで移動します。

川畑さん「さっきのよりは沈んでいるわ。さっきは軽々と浮いていたもん。」

川畑さん「食いちぎられた!サメかなぁ漁礁の近くだから。カジキか何かに叩かれてる。この方法で1日100本ぐらい釣れることもある。30本釣れれば大漁よ」

仕掛けには何もかかっておらず、残念。次のポイントに期待しましょう。

ERABUサンサンテレビ『漁熱大陸~ソデイカ漁に密着~【後編】』沖永良部島

川畑さん「重い重い。だけど揚がるまでは何があるか分からん。ゲソから切れることがあるのよ。向こうのうちにも同じようにズレてるのがある。期待できそうだ」

先ほどから川畑さんが手にしているこの竹の棒、一体なにをしているのかというと、糸の張り具合から魚が食いついているのか否か、その大きさまで判断するそうです。

ERABUサンサンテレビ『漁熱大陸~ソデイカ漁に密着~【後編】』沖永良部島

この日、「旗流し漁法」で最初に揚がったのがムラサキイカ。
ムラサキイカは食用ではなく、別の漁法の餌として使用されます。

ERABUサンサンテレビ『漁熱大陸~ソデイカ漁に密着~【後編】』沖永良部島

川畑さん「あれがメスだったらオスが追いかけてくることもあるよ。自然界もオスはフリムン!ボウズはまぬがれた」

安田P「船上でさばいていきます。これはメスですかね?」
川畑さん「メス!卵ほら」

川畑さん「この部分食べれるよ。生で」
安田P「目ん玉の奥の方ですね。ちょっといただきたいと思います。コリコリしてますね。美味しい!」

服の袖のように広がるヒレが特徴的です。
そしてなんとすぐ下の仕掛けにも連続して3本目のソデイカがかかっていました。
ソデイカは群れることはなく、通常、雄雌で遊泳するという変わった習性をもつそうです。

漁は終盤を迎え、いよいよ最後のポイントへと向かいます。一行の疲れはピークに達し、すっかり日も沈みかけてきました。
半ば諦めかけていたその時、1本のあたりがありました。
川畑さんの仕掛けを引き揚げる手に力がこもります。表情にも笑みがこぼれます。

ERABUサンサンテレビ『漁熱大陸~ソデイカ漁に密着~【後編】』沖永良部島

優に50cmは超える大きなソデイカです。食用イカ最大の大きさというのも頷けます。
下の仕掛けにはムラサキイカもかかっていました。

ご覧ください。壮大な太平洋を遊泳してきたソデイカと川畑さんの熱い思いがにじみ出る情熱の赤です。

ERABUサンサンテレビ『漁熱大陸~ソデイカ漁に密着~【後編】』沖永良部島

漁熱大陸第一話、沖永良部島のイカ漁はいかがでしたか?
漁獲量1位を支えていたのは、漁師のソデイカを追う人知れぬ思いと卓越した技術があるからなのです。
進化に挑戦する沖永良部島漁協の戦いは始まったばかり、ソデイカで全国の食卓に笑顔を届ける日がまもなく来る。

ERABUサンサンテレビ『漁熱大陸~ソデイカ漁に密着~【後編】』沖永良部島
ソデイカの未来を夢見る安田プロデューサーも頑張れ!

イベント詳細

イベント名ERABUサンサンテレビ『漁熱大陸~ソデイカ漁に密着~【後編】』沖永良部島
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