「拾い箱」の発起人、池田龍介さんをゲストに迎え県内・県外に広がる「拾い箱」の
パネルディスカッション形式のトークショーを中心に、海洋ごみ削減の訴求を目的とし、
子供たちに夜の水族館で海洋ごみについて考えてもらうためのイベントを開催しました。
「海ごみゼロ!トークセッション」と題して行われたトークショーは、「拾い箱」のキーパーソンの方々をゲストに迎え、それぞれの熱い思いを言葉にしていただきました。「拾い箱」発起人である池田龍介さんからは、拾い箱を設置しようと思ったきっかけを中心に拾い箱とは何なのか、その使い方と今後の課題についてお話していただきました。そんな池田さんに憧れる濱田蓮音くんは、大丸海岸でのウミガメとの出会いを通して考えたことや取り組んでいることを紹介。蓮音くんの思いに会場の子供たちだけでなく、大人も感銘を受けている様子でした。ダイビング・インストラクターとして活躍中の鮫島百桃子さんは自身の活動を通した広報の視点からみた拾い箱について、唐津市市民環境課の楢崎さんからは行政の視点からみた拾い箱についてそれぞれお話ししていきました。参加者の中にはメモを取っている方もいました。
『チェスト!FOR THE BLUEかごしま海ごみ探検隊』として、海洋ごみゼロに取り組んでいる環境アート団体「色響」。海岸に流れ着いた漂着ごみをリサイクルした楽器やアート作品を作る活動を行っています。今回のイベントでは制作したディスプレイの展示と、楽器を使用したパフォーマンスを行っていただきました。元々海洋ごみだったとは思えないほどの綺麗な音色に、参加者たちは驚いていました。演奏と共に海洋ごみについて書かれた色響オリジナル絵本の朗読も行われ、「大切な海を守りたい」というメッセージを込めたパフォーマンスは、海ごみ削減の意識が高まるきっかけになったと思います。
日本では20人程しかいないとされている「マーメイド・パフォーマー」でもある鮫島さんが人魚のコスプレでサプライズ登場!夜の水族館に現れた人魚に参加者からは拍手が沸き起こり、子どもたちも大喜びで駆け寄り、記念撮影を行っていました。
イベント名 | 海ごみゼロ!ナイトアクアリウム2023 |