NPO法人ヨロンSC(総合型地域スポーツクラブ)は、“海離れ”が進む島の子供たち、小学生~高校生を対象とし、与論島の海の魅力を発信する体験型のプロジェクトを2020年6月~2021年2月の期間で開催します。本プロジェクトは “日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環として実施します。
世界に誇れる海が、与論島にはあります。きれいな海がとても身近にあるにも関わらず、「年に数回しか行かない」「海での遊び方を知らない」という子供たちが、近年増えています。そうした背景を受け、「海が大好きな“海っこ”に育てたい!」という想いから本プロジェクトを立ち上げました。
プロジェクト参加者には、海体験プログラムや写真集制作ワークショップを通して、この与論の海の素晴らしさと問題点、環境保全などに関する社会活動の重要性について学び、その内容を自分なりの言葉や写真集で地域や島外に発信していただきます。
7月5日は、イベントの3回目として、与論島のサンゴ礁の観察会をします!与論島はサンゴが隆起して形成された島で、約50年前までは子供が行ける浅瀬の海にもサンゴが群生していました。しかし、現在は地球温暖化によるサンゴ礁衰退にともない、与論島でも、気軽に行ける浅瀬のサンゴが減少しています。そこで、サンゴ礁の大切さを学習するとともに、船に乗り、サンゴが隆起して形成された「リーフ」の近くまで行き、海に入ってサンゴを観察します。豊かな生態系を育んでいる中心となる海洋生物であるサンゴについて、自分の目で観察し、学びを深めることで、サンゴによって自分たちの住む与論の海の生態系があることを、身をもって体験できるイベントです。
15:00 | 大金久海岸へ集合し、サンゴ学習(15分) |
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15:15 | サンゴを観察する際の注意(10分) |
15:25 | 移動(10分) |
15:35 | グラスボートに乗ってサンゴ観察(1時間) |
16:35 | 移動(10分) |
16:45 | 浜へ戻ってシャワータイム(30分) |
17:15 | ふりかえり~サンゴ礁生態系について~(15分) |
17:30 | 解散 |
※時間や場所は、その日の天候次第で変更になる可能性があります。
NPO法人ヨロンSC
担当者名:池田剛(いけだつよし)
NPO法人ヨロンSCは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、次世代へ海を引き継ぐため、海を介して人と人とがつながることを目的として、本事業を実施しています。
イベント名 | 海遊び体験プログラム&写真集制作ワークショップ |
日程 | 7月5日(日) |
場所 | 与論島 大金久海岸 |
主催 | NPO法人ヨロンSC |