海と日本プロジェクトです。指宿市で海と灯台の魅力を学ぶイベントが行われました。
大海原に光を照らす灯台。日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」では、そんな灯台にスポットをあてて魅力を発信する「海と灯台プロジェクト」を展開しています。
このプロジェクトの一環として、指宿市の薩摩長崎鼻灯台で海と灯台の魅力を楽しむイベントが行われました。
鹿児島海上保安部のブースでは、職員らが灯台の歴史や役割などを説明。子どもたちは楽しみながら学んでいました。
灯台周辺で行われたのは、制限時間の中で拾ったごみの種類と量を競う「スポGOMI」です。県内各地から12チームが参加し、灯台の周辺に落ちている様々なごみを拾い集めます。
(参加者)
「見えないところにごみが隠れている」
「初めてごみを見つけて嬉しいと思った」
また、イベントでは、ゴミ拾いの様子をSNSにアップするとポイントが加算されるルールも。楽しみながら撮影する姿も見られました。
たった1時間のゴミ拾いで、ペットボトルや空き缶、タバコの吸い殻など全チームあわせて、およそ70キロのゴミが集まりました。
(参加者)
「疲れた」
「思っていたよりごみが多かった」
「どんな小さなごみでも持ち帰ることが大事だと思った」
(指宿市観光課 中村惇仁さん)
「海の大切さや、灯台が船の道しるべとしてどのような役割をしているのか知ってもらえた。多くの人に長崎鼻の魅力を知ってもらい活気づいていけばと思う」
灯台の魅力や海の豊かさを学ぶとともに、環境保護の大切さを感じる一日となりました。
海と日本プロジェクトin鹿児島は日本財団が推進する海と日本プロジェクトの取り組みの一環として行っています。