海と日本プロジェクトは、海への関心や好奇心を喚起し、海の問題解決に向けたアクションの輪を広げることを目的に、日本財団などの旗振りのもと行われているプロジェクトです。
鹿児島では、ゴミ拾い活動や子どもたちが海を身近に感じるようなイベントを主催するほか、与論町から始まったゴミ箱ではなく、海の漂着ごみを入れる専用の箱「拾い箱」を県内の海岸に設置する取り組みなどを行っています。
そんな海の日本プロジェクトの創設に関わった日本財団の常務理事・海野光行さんが「海の日」海事関係功労者大臣表彰に選ばれました。
この表彰は、長年にわたって海に関連する取り組みに貢献した個人や団体を称える国土交通大臣表彰で、今回は158人と29の団体が受賞しています。
海野さんは、海と日本プロジェクトを創設したことや、海洋開発産業を担う人材育成のための産学官一体となったコンソーシアムの設立などに尽力し、海事関係事業の発展に寄与した点などが評価されました。
(日本財団 海野光行常務理事)「次世代の子どもたちに海の原体験をしてもらい、さらに『海心』を子どもたちの頭や心のなかにつけていくか、そのようなことに注力しながら様々な事業展開を図っていきたい。」