海と日本海と日本プロジェクトでは、5月27日から6月11日までの期間を「春の海ごみゼロウィーク」と定め、全国一斉の清掃活動を実施しています。
6月3日、いちき串木野市の照島海岸でも清掃活動が行われました。
ここには1年前から漂着したゴミを入れる専用の箱「拾い箱」が設置されています。
照島地区まちづくり協議会長 中馬貞治さん
「海洋汚染がどんどんどんどん進んでいますし、この海のクリーン作戦も全国的に広がって、(拾い箱の)設置が行われていったら良いのかなと思っています。」
この日は、子どもから大人までおよそ100人が参加。浜辺の隅々まで一生懸命ゴミを集めました。
参加者
「プラスチックが多い」
―Q.参加の理由は?
「地域のために何かできることがあったらと思い参加しました。子どもと参加できてとってもよかったなと思います。」
「ごみを拾いながら話したんですけど、私たちが小さい頃はこの海でよく泳いだり遊んだりしたので、(現在は遊泳禁止だが)もっときれいになればまた使えるようになるのかな、と思いました。」
参加者のひとり・萬さんは、普段から照島海岸周辺の清掃をしています。
萬友昭さん
「『拾い箱』が設置されたのは良いことだと思いますよ。散歩する人もごみを拾って(拾い箱に)入れる、そういう心がけをなさっているので、すごく良いことだと思います。それがずっと先々まで続いたらいいなと。そういう思いです。」
人々の思いをつなぐ「拾い箱」。照島の海、そして町の人の心もきれいにしてくれます。