日本財団が推進する海洋ゴミ対策事業「海と日本プロジェクト CHANGE FOR THE BLUE」では、5月27日から6月11日までの期間を「春の海ごみゼロウィーク」と定め、全国一斉に清掃活動を実施しています。
そのキックオフイベントとして大阪市で行われたのが「コスプレ de 海ごみゼロ大作戦!!2023 at 大阪なんば」。
開会式では参加チームが海ごみを減らす意気込みを、「海ごみゼロ宣言」として表明。また、全国8会場と中継をつなげて海ごみゼロウィークにかける思いを発表してもらい、全国一丸となって春の海ごみゼロウィークのスタートを盛り上げました。
開会式の後は、およそ200人の参加者でなんばの街をゴミ拾い。街をきれいにすることは、海のゴミを減らすことにもつながる。コスプレイヤーたちは思い思いの衣装を身にまといながら、真剣にゴミ拾いを行っていました。
(参加者)
「ここに川があるんですけどめちゃくちゃゴミが浮いてたりして、ごみ拾いは大事なんだなと思いながらやりました。」
「何回か参加しているんですが、やっぱりどこもごみの量がすごいんですよね。今回はたくさんの人が集まって、コスプレして楽しみながらごみを拾ってくれたおかげで、だいぶスッキリしました。とってもうれしいです。」
今回のゴミ拾いで集まったゴミは、90リットルのゴミ袋25袋分。
参加者は”自分たちの街は自分たちで守る、それが海のごみを減らすことにもつながる”と、ごみ拾いの大切さを再認識しました。
(日本財団・常務理事 海野光行さん)「きょうのキックオフから『春の海ごみゼロウイーク』が始まります。山や川、海、街、全部が一体となってつながっています。」
「このキャンペーンの輪が広がっていけばいいと願っています。ぜひとも、周りの方も巻き込んで、ごみ拾いをお願いしたいと思います。」