【春の海ごみゼロウィーク】いちき串木野市・白浜海岸で清掃活動

MBCテレビ「かごしま4」6/6放送

海と日本プロジェクトでは、5月27日～6月11日の期間を「春の海ごみゼロウィーク」と定め、全国一斉の清掃活動を実施しています。

その活動の一環として、いちき串木野市の白浜海岸でも清掃活動が行われました。ここには、漂着したごみを入れる専用の箱「拾い箱」が設置されています。

鹿黎明羽島地区まちづくり協議会 枇榔秋信会長
「皆さんの力でごみを拾えば、地球が微笑むんじゃないかなと思いますので、皆さん気をつけて、そしてケガがないように、ごみを拾って箱の中に入れてください。」

―Q.清掃活動を始めたきっかけ

ダイビングインストラクター 鮫島百桃子さん
「もともと私自身、ダイビングのプログラムの中で海岸清掃を行っていたんですが、その活動を地域の方々が見て、『自分たちの大好きな海なので、何かできることないか？』という相談がどんどん集まって」

「そういった皆さんの意気込みがあるのであれば、やはり皆さん力を合わせて、『一人の百歩より百人の一歩』ということで、定期的に呼びかけるようになり、自然な流れで生まれたものです。」

この日は、子どもから大人までおよそ20人が参加。浜辺に漂着したごみを一生懸命集めていきます。

(参加した人)
「発泡スチロールが結構落ちてました。一見そんなにごみがないんですけど、結構溜まってるんだなと」
「『この子たちが将来、きれいな海を見て暮らせるように』という思いもありつつ、やっぱり自分たちも大好きな海なので、きれいにして恩返ししたいなって思ってます。」

この日、集まったごみがこちら。ペットボトルや漁具など、さまざまな種類のごみが集められました。

清掃後、閉会式を行っていると…。

海と日本プロジェクト in 鹿児島 推進リーダー　柴さとみ
「皆さんに感謝の気持ちを伝えたいということで、お越しいただいております。後ろをご覧ください。

「いつも羽島の海を大切にしてくれてありがとうございます！」

現れたのは、人魚！
実は主催者の鮫島さんは、日本に20人ほどしかいないマーメイドパフォーマー。この日は海の清掃活動をしてくれた参加者に感謝を込めて、サプライズで登場してくれました。

特別な日となった参加者たち。ごみ拾い活動を通して、海にゴミを落とさないこと・きれいな海を保つことの大切さを感じました。