高校生が3人一組になってごみを拾いその種類をや量を競う「スポGOMI甲子園 鹿児島県大会」が今年も行われました。
今年は県内各地から21チームが参加し、全国大会の出場を目指します。
ごみを拾うためのオリジナルアイテムを持ってくればポイントが加算されるとあって、各チーム工夫を凝らしたアイテムを作っていました。
出水高校カラフルボンバーズ
「『積小為大』小さなことでも積み重ねれば大きな意味になる。小さなごみでも集めて会場をきれいにしたい」
樟南高校ボランティア同好会
「熊手で草むらのごみをかき出す。先でごみをつかむ」
今年の開催は鹿児島市高麗町の甲突川沿い周辺。海洋ごみのおよそ8割は町から川をつたって海へと流れ出たものだといわれていて、町のごみを拾うことが海を守ることにつながります。
選手らは町と川沿いを歩き回り、ペットボトルや空き缶、たばこの吸い殻など様々なごみを拾いました。
そして1時間後…。参加者らがごみを抱えて帰ってきました。
参加者
「たのしかった」
「これだけごみがあって怖くなります」
「いろんなごみがあってよくないと思った」
「たばこの吸い殻などがあった」
「ごみを見つけたら拾うことをみんなががしないとごみは減らないのかなと改めて感じました」
計測の結果、優勝は介護福祉士をめざす3人組「龍桜ケアラーA(龍桜高校)」。拾ったごみの量は12.07キロ。チームのうち2人はおととしもこの大会で優勝していて、2年ぶりの全国大会出場です。
優勝・龍桜ケアラーA 脇田紗彩さん
「また3年生で1位が取れてうれしい」
優勝・龍桜ケアラーA 宇都未来さん
「国家試験勉強を頑張りながら、全国でも上位を狙いたいと思う」
そして、特にペットボトルを多く拾った、れいめい高校のチームも同率ポイントで優勝。両チームは12月に東京で行われる全国大会に出場します。
『チェンジ フォー ザ ブルー!』