高校生のゴミ拾い日本一を決める「スポGOMI甲子園全国大会」が東京墨田区で行われました。
3人1組で制限時間内に拾ったごみの質や量を競うこの大会。
831チームが参加した予選大会から勝ち上がった代表41チームが集結しました。
中には鹿児島大会を同ポイントで優勝したれいめい高校と龍桜高校の2チームの姿もありました。
「愛」と「平和」らぶあんどぴんふ(れいめい) 海江田翔さん
「やるからには全力で最後まで頑張ります」
ヤングケアラーA(龍桜) 瀬戸口友良さん
「東京でも鹿児島よりもっと多くのごみを拾いたい」
1時間の制限時間の中で、隅田川周辺の指定エリアでごみを拾います。
海洋ごみのおよそ8割は町から川・海へ流れ出たものと言われていて、街をきれいにすることが海を守ることにつながります。
鹿児島の2チームも町中を歩き回って、ペットボトルやたばこの吸い殻などを拾い、袋いっぱいにゴミを集めました。
龍桜ケアラーA(龍桜) 脇田紗彩さん
「周りを見て、視野を広くもってごみを拾うことができた」
「愛」と「平和」らぶあんどぴんふ(れいめい) 中村鷲都さん
「鹿児島と違い、道も分からない中だった。みんなと協力して最後までやりきることができた」
この大会で集められたゴミの量は合わせて423.49キロ。
鹿児島の2チームは優勝こそできませんでしたが、竜王高校は11.45キロを集めて6位。黎明高校は31位でした。
高校生らはゴミ拾いを通じてゴミを出さないこと、捨てないこと、少しの行動が海を守ることにつながることを感じていました。