10月、日本財団が主体となっている海と日本プロジェクトの一環として「われはうみの子探検隊in屋久島」が行われました。2日間に渡って屋久島の自然について学んだのは、鹿児島大学附属小学校の児童19人です。
2日目の朝、拠点である「屋久島環境文化研修センター」を出発。
目的地へ向かう途中、見晴らしが良い橋に立ち寄りました。下をのぞくと、安房川のV字渓谷と雄大な風景が。子どもたちは屋久島の自然の大きさを感じたようです。
そして、目的地である「トッピーの森 ゲストハウス」へ。
講師は、屋久島ブルーツーリズム推進協議会・うお泊やくしまのみなさん。
「今からトビウオクイズをします!クイズは三択になります」
【クイズ】世界には何種類のトビウオがいる?? ①約10種類 ②約50種類 ③約100種類
答えは…2番の50種類!!
屋久島が漁獲量日本一を誇るトビウオについて、クイズを交えながら教えてもらいました。
「セミのような模様をしているのでセミトビウオといいます。これは、夏から秋にかけて獲れる魚です」
トビウオをさばく様子を見学。
さらに、炭火焼き体験もしました。
屋久島環境文化研修センターに戻った後は、海の恵みを使った特産品づくりに挑戦!
【メニュー】
◆鯖節混ぜ込みおにぎり
◆とびうおすり身の春巻き
(児童)「お母さんたちが普段していることは難しい。今度から家で料理の手伝いをしようと思う」
自分で作った味は、また格別だったようです。
最後は、2日間学んだ屋久島の自然についてそれぞれまとめました。
(児童)「今回のわれはうみの子探検隊で屋久島に行ったことで、屋久島には日本の植物の4分の1が屋久島にあることや、サルやシカの特徴を知ることができました。」
(児童)「『海と森はつながっているんだよ』その言葉に僕は驚きました。なぜかと言うと、海と山の間はとても離れているからです。まず海に行って手がかりを探しました。すると、森の中から大きな川が流れているのを見つけました。次に山を登って手がかりを探しました。川の源流がありました。コケから染み出して一滴一滴が川になる、自然の偉大さを感じました」