日本三大砂丘のひとつ「吹上浜」は、薩摩半島西岸の南北47キロに及ぶ日本最長の砂丘。
その吹上浜で30年前に始まったのが「吹上浜砂の祭典」です。
潮流が早く、目の前に海が広がっていても海水浴もできない浜、地元の人たちには近くて遠い存在となっていました。そこで、もっと海に、浜に親しんでもらいたいと始めたのが「吹上浜砂の祭典」です。
アメリカのイベントを模して始めたものが、現在では9万人を集める世界最大のサンドアートイベントに成長しました。
今でも砂像の制作からイベントの運営まで、すべてを支えているのは地元の人たちです。
浜に親しんでもらいたいという思いが、これからも多くの人たちを惹きつけます。