150年以上にわたり海の安全を守り続けている灯台。
その魅力や新たな可能性について発信するイベント「海と灯台サミット」が東京で開催されました。
企画したのは日本財団が推進する海と灯台プロジェクト。
GPSの登場などによって航路標識としての必要性が低下している灯台の新たな価値を創出する取り組みです。
会場にはさまざまな業種分野の有識者や自治体の担当者などおよそ200人が参加、YouTubeでのライブ配信も行われました。
灯台をめぐる体験価値をテーマに行われたトークセッション。
雑誌やテレビの企画として、バイクで灯台に出かけるアイデアや考え、話したい灯台とキャンプを組み合わせた新しいイベント企画の提案など、さまざまな議論が交わされました。
内閣府クールジャパン・プロデューサー 陣内裕樹さん
「ポイントは『端っこのアイコン』
「SNS時代には『映える』事が大事。写真を撮ったり、バイクがあったり、テレビがあったり。ビジュアル的に広がりやすいので、灯台はすべての企画と相性が良い」
「日本の端っこから日本を盛り上げる、一大ムーブメントを起こせる
また海外での灯台利活用について紹介もあり、参加者は興味深くそれぞれの講演に耳を傾けていました。
日本財団 海野光行常務理事
「灯台は航路標識の機能が当然ながらある、最近は人と海をつなぐ結節点としての役割が再認識されてきた」