海と日本プロジェクトでは、人々に海についてもっと知ってもらおうといろいろな取組をしています。その中のひとつが、「われはうみの子探検隊」。
去年11月に垂水市でカンパチ養殖の餌やりを体験したり、鹿児島環境未来館でアマモの植え付けや、海藻を使った押し葉づくりを体験しました。
われはうみの子探検隊に参加した子どもたちが通う鹿児島大学附属小学校。
「未来の地球のために私たちが主張したいこと」をテーマに自由研究の発表会が行われました。
地球温暖化による問題や、生き物を守るためにやるべきこと、環境への意識調査をタブレットにまとめて発表。
海の生き物についての発表では、われはうみの子探検隊で学んだ減少する魚を増やす取り組みを紹介しました。
山川町で漁師を営む川畑さん。
アマモの種と肥料を混ぜたアマモマットを開発し、10年以上藻場の回復に取り組んでいます。
(山川町漁業共同組合・川畑さん)「海藻は生き物にとって非常に重要。みなさんにお願いしたいのは、魚をもっといっぱい食べて下さいねということ。」
子どもたちもアマモの種を海水の入ったボトルの中に植えました。
11月の植え付けからおよそ3か月。
根をしっかりと張ったアマモが芽を出していました。
垂水市の海潟漁港では、海の王冠と呼ばれる大きなカンパチにエサをやりました。その迫力を絵に書いて紹介。
サップで海中のゴミ拾いをして海が汚れていることにも気づきました。
みんな熱心に耳を傾けたり、メモを取ったり、感じたことを話し合ったり感想を伝えていました。