日置市で行われたごみ拾いには目的があります。
この活動は、東京に本部を置くNPO法人「グリーンバード」が主催しているもので、ただ砂浜を綺麗にするだけでなく、前向きに楽しみながら地球環境を考えるきっかけになればと開催されている「アップサイクルプロジェクト」です。
海岸でプラスチックごみをあつめた後、そのプラスチックを洗い粉砕したのち、うみがめのプラモデルにしようというものです。
全国で行われるこの取組は、第一弾として鹿児島の西側に位置する日置市・入来浜で行われました。
入来浜には多くのごみが流れ着いていて、参加者らはどんなプラモデルに生まれ変わるのか想像しながらごみを拾い集めます。
(参加者)「小さいプラスチックごみがあって、少しさびしい気持ちになった」
(参加者)「実体験がないと、ごみの問題や環境問題について考える機会がない。少し遊びながらでも興味を持ってくれたら」
(参加者)「(Q.ごみがプラモデルになる気持ちは?)楽しそう」
(グリーンバード 福田圭佑 代表)「拾った先に新たな価値を見出すことを今回のプロジェクトを通じて伝えていけたら。どんな色・表情・柄になるか粉砕して成型してやっと出てくる。これから約1ヶ月間かけて、ゆっくり作っていこうと思う」
約1ヶ月後…
子どもたちが集めたプラスチックごみが、ウミガメをモチーフにしたプラモデルに変身!
これらはごみ拾いに参加した子どもたちのもとへ届けられるということです。