奄美市のケーブルテレビ、アマミテレビの浜崎亮平さんにお話をうかがいました。
夏休みは自然を学べる絶好の季節です。
魅力いっぱいの奄美の海、潮だまりで出会ったものは!?
奄美市笠利町の用海岸で「潮だまりの生き物観察会」が行われました。
夏休みの子どもたちに奄美の自然の大切さについて考えてもらおうと環境省の奄美野生生物保護センターなどが主催、およそ20名の家族が潮だまりでの生き物観察を楽しみました。
奄美と言えば思い出すのがサンゴ礁の青い海!
しかし20年ほど前には奄美の海が高温化してサンゴが白くなる大規模な白化現象が発生し大きな被害を受けました。
その後徐々に回復してきた奄美のサンゴ。
講師をつとめた奄美海洋生物研究会の興さんによるとサンゴ礁が天然の防波堤となり海岸を守っているそうです。
潮だまりを探索し、海の大切さを学んだ参加者の皆さんに話を聞いてみました。
参加した子どもたちは…
「楽しかったです。ヒトデは苦手だけど、見るだけなら好きです」
「ヒトデと、ヒラムシと、お餅みたいヤツを見つけました」
奄美海洋生物研究会 興克樹さん「サンゴ礁とか人々との関わりが残る地域ということで、非常に勉強になるかなと思って今回は観察会をしてもらいました。
(Q.子どもたちも楽しそうでしたね)そうですね、生き物に興味があって、僕らが探すだけじゃなくて、子どもたちにも探してもらったんで、探す目とか楽しみとかそういうのを通して学ぶことができたんじゃないかなと思います」
浜崎さん「僕は小さいころ、爺ちゃんとか婆ちゃんとかと一緒に海に行ってですね、これが何の魚で何の貝でと教えられたんですけれども、今はそれが少なくなってきて、こういう機会は本当に素晴らしいと思います」
「海と日本プロジェクトin鹿児島」は日本財団が推進する“海と日本プロジェクト”の取り組みの一環として行っています。