いちき串木野市の照島海岸。ここに新たな拾い箱が設置されました。
拾い箱とは、海岸に漂着したごみを入れる専用の箱のこと。いつでも、だれでも気軽に漂着ゴミを回収して入れることが出来ます。
海と日本プロジェクトでは、この拾い箱の設置、海洋ごみの削減に取り組んでいます。
海洋ごみを減らそうと、照島海岸には、毎日朝早くから海岸清掃に取り組む人たちがいます。
萬友昭さん
「誰も掃除する人がいなくて(このあたりは)年寄りばかりなんですよね。だんだん汚れていって、これではいけないと思い掃除を始めたのがきっかけです。」
10年ほど前から清掃活動を始めた萬さん。日々の清掃活動が地域で定着し、拾い箱を設置することになりました。
この拾い箱の設置を記念して、9月23日にごみ拾いイベントを開催。地元住民などおよそ80人が参加し、ごみ拾いを行いました。
(参加者)
―Q.どんなごみが落ちていた?
「外国ラベルの物も多いんですね」
―Q.ごみ拾いをしてみて
「やっぱりごみは減ってほしいです」
「(綺麗な海を維持するために)続けていかなくてはいけない活動」
たくさんの人に拾い箱を知ってもらおうと、キャラクターも誕生しました。
『うんまかせんにん』作者 美月さん
「『うんまかせんにん』を使ってみなさんの協力をいただきながら、この地域をキレイにしていけたらなと思ってます。」
50分の清掃活動でたくさんのゴミが集まりました。
萬友昭さん
「やっぱりここはキレイな方がいいですよね。」
照島地区まちづくり協議会 会長 中馬貞治さん
「これだけ(ごみが)集まって非常によかったと思います。子供たちもいっぱい参加して本当に良かったと思います。この活動がずっと続いていくように運営していきたいと考えています。」