鹿児島市で海の環境について考えるワークショップが行われました。
星や月の形をしたパーツに飾りつけをする子どもたち。みんな、真剣です。
先月、「かごしま環境未来館」で開催された「環境フェスタかごしま2024」。このイベントでは、環境について考えるさまざまな体験ブースが設置されました。
その中のひとつが・・・
「「地球のカケラ」キーホルダー作りのワークショップです」
海で拾ったゴミや日常で使わなくなったプラスチックを細かくしたものを「地球のカケラ」と名付けそれを使ったオリジナルキーホルダーを作ります。
ワークショップを企画したのは、「色響」。
海岸の清掃活動で集めたゴミを使った楽器を作り演奏会を行うなど、音楽やアートを通して海の環境問題について発信している団体です。今年3月から、「地球のカケラ」オリジナルキーホルダーの制作・販売などをはじめました。
型に広げた液体状のレジンに「地球のカケラ」を入れ、最後に、UVライトで固めたら完成です。
(参加した子ども)
「いい感じ。いろいろな色(を使った)」
「初めて作ったから、いい体験ができた」
(色響 芳田聡子代表)
「このプラスチックがあるということがまだ日常にプラスチックがあふれているということ。かわいいけれど作れなくなる未来が来てほしい」
この日は、演奏会も行われました。海のゴミで作った楽器でオリジナルソングなどを披露。気持ちのこもった音の響きが、会場を包みました。
「あなたの暮らしが世界を変えるということを気づくきっかけを作るために、頑張った」
海と日本プロジェクトin鹿児島は日本財団が推進する海と日本プロジェクトの取り組みの一環として行っています。