今月12日、鹿児島市の磯海水浴場にSUPを楽しむ人たちが集まりました。
SUP(スタンド・アップ・パドルボード)サーフボードより少し大きいのボードの上に立ち、パドルを漕いで進む人気のウォーターアクティビティ。
この日、タイムを競うSUPレースが、磯町内会の主催で初めて開催されました。企画したのは、町内会長の上村さんです。
磯町内会 上村宏明会長
「SUPを通じて磯海水浴場と、磯地域の素晴らしさを知ってもらいたい」
今回は愛好家による自主開催のレース。それでも九州各地から60人ほどのエントリーがありました。
まずは6キロコースと3キロコースの参加者が一斉にスタート。
桜島に向かって左側に設置されたブイを目指して漕いでいきます。
まるで応援するかのようにイルカも姿を見せました。
レースをリードするのが水俣から参加した島津成彰選手。U18の日本代表として世界選手権に参戦する実力の持ち主です。
長い距離を漕いだ選手たちが最後まで力を振り絞りました。
続いて1キロコースの参加者がスタート。今度は桜島に向かって海側に設置されたブイを目指します。
世界クラスの選手から子供たちまで多くの参加者が磯海水浴場でのSUPレースを楽しみました。
Team・KOKUA 島津成彰選手
「いろんな場所やいろいろなコンディションで楽しめることができるのがSUP」
磯町内会 上村宏明会長
「全日本選手権を誘致して、より多くの方に(錦江湾)を見ていただきたい」