海上に浮かぶ木材やプラスチックゴミ。
これらのゴミは海洋汚染だけでなく、航海中の船の故障にもなっています。
(公益財団・鹿児島清港会 永利 正二さん)「昭和47年の頃は、港が生活廃棄物などがいっぱい浮かんで非常に環境上も良くないし、船舶の航行の安全にも支障があると」
鹿児島の海の安全と環境を守るため、海洋ゴミを回収する清掃船「きんこう」。
年間でおよそ210日、錦江湾の海洋ゴミを回収しています。
海の生態系に影響を及ぼす海洋プラスチック問題について理解を深めてもらうために、小学生を対象とした乗船体験が行われました。
(参加した児童)「ゴミを捨てないようにしようと思います」
(参加した児童)「自然を綺麗にするというところが、とても立派だと思いました」
(参加した児童)「プラスチックを分別したりとか、まず海にゴミを捨てないことを心がけていきたい」
(参加した児童)「プラスチックを海に捨てる人を止めたり、プラスチックを日常で使う場面を減らしていったりしたいと思いました」
子どもたちは、海洋プラスチック問題について理解が深まったようです。
(公益財団・鹿児島清港会 永利 正二さん)「錦江湾には桜島が浮かぶという世界でも他に例のない絶景だと思うので、きれいな海とか港を若い子どもたちに引き継いでいっていただきたいというように思います」