鹿児島市街地と桜島の間にある神瀬灯台。錦江湾を往来する多くの船に瀬の位置を知らせ安全を見守っています。
日本財団が主体となっている「海と日本プロジェクト」では、今月12日から19日までの期間を「秋の海ごみゼロウィーク」と定め、海洋ごみ削減に向けた全国一斉の活動を実施しています。
鹿児島では15日、錦江湾遊覧観光協会の会員や一般のボランティア合わせておよそ40人が、船で神瀬灯台に向かい、ごみ拾いを行いました。
柴さとみさん「錦江湾の神瀬灯台。私初上陸でございまーす!こうやってみますと、桜島、そして鹿児島市街地、海の恵を感じます。今からごみ拾いを頑張るぞ!」
なかなか上陸する機会のない神瀬灯台。普段は見ることができない風景の中、参加した人たちは一生懸命ごみを拾います。
柴さん「台風の時の養生テープ。魚釣りの時に使うエギですよ、あとプラスチックのストローですね。なんかほんとに切なくなりますね、こんなに綺麗な海なのに」
台風10号が接近した影響で神瀬灯台に流れ着いていた大きなごみのほとんどが再び、海に流れ出てしまったということですが、ビニールやストローの破片など小さなプラスチックごみが多く見つかりました。
(参加者)
「ごみを拾うという目的と、まず来られない島がどういう状況か興味があった。」
「ちぎれて、ごみが細かくある。拾うのがよく見ないと分からない」
「気持ちが晴れやかになりました」
およそ1時間半の清掃活動で袋いっぱいのごみが集まりました。
参加者は清掃活動の後は船にもどり海と日本プロジェクトin鹿児島と城山ストアーがコラボした「海のごちそう弁当」を堪能しました。