くすのき自然館 浜本麦さんによる「干潟の観察会」の様子に密着しました。
今回参加するのは、田村さん親子。大きなスコップを片手に準備万端です!
麦さんの手のひらにいるのは、ヒメハゼ。
そして、見た目が気になる、この“なが~~~~い棒”のような生き物の中に居るのは「ムギワラムシ」!
重富海岸の干潟には生息していますが、実は「絶滅危惧種」です!
同じ絶滅危惧種の「ハクセンシオマネキ」も顔を出します。
「さわりたい!」と、お父さんの手の中を見つめます。
田村さん「散歩しているだけでは気がつかない。海水浴以外の楽しみ方ができるのも干潟の魅力。生き物に触れ合うことで命の大切さ、海の大切さに触れてほしい。」と、干潟の観察会で感じた思いです。
干潟から場所を移し、干潟の様子をイラストを使って説明します。子供達にも分かりやすく「干潟の今」を伝えます。
麦さん「絶滅危惧種だから見てほしいだけではない。ここにたくさんの生き物がいることを知ってほしい。」と、干潟に対する思いを語ります。
豊平アナウンサー「海で生き物の触れるって、出来ているようでなかなか出来ない。」
下山アナウンサー「子どもたちの成長のなかで、干潟で生き物に、命に触れるのは大切な時間。」
鹿児島では、命が溢れる干潟が身近にある、子どもたちにとっても嬉しい環境なのかもしれません。
同時に、この干潟を次世代の子供達のために、干潟で生きる生き物のために、しっかりと守っていかなければならないんだと、改めて実感させられる「干潟の観察会」でした。