垂水市海潟地区。桜島を望む錦江湾では、カンパチの養殖が盛んに行われています。
港の近くにある飲食店では、ある会が行われました。
鹿児島大学水産学部 鳥居亨司准教授「カンパチの生産量が一番多いのは鹿児島県です。で、鹿児島があるなってこっちを見ると垂水が一番多いです。鹿児島の美味しいカンパチを食べながら今日は魚食普及をしっかりとやるそういう会です」
行われていたのは、鹿児島おさかな倶楽部による、「楓丸水産のカンパチを学び食べる会」。
テーブルには、刺身にカマの塩焼き、カルパッチョなど、様々なカンパチ料理が並びます。
楓丸水産 米田竜一さん「刺身はもちろんですけれど、やっぱり夏場とかは暑いので、自分なんかは刺身よりもたたきとかカルパッチョのほうがどんどん進むので、たたきのほうで食べたりが多いです。錦江湾は水深が深いんですよ。120メートルぐらいあって深いところで。一番気候もよく海流もいい感じで流れてきて、ですので成長もよく、エサもいいエサをやっていますので、またみなさまの元に届いてどんどん食べてもらいたいと思います」
鳥居准教授「やっぱり魚を好きになってもらうためには、魚をしっかり理解してほしい。それは学ぶのも必要なんですけど、食べて学ぶというのが大切かなと。魚は美味しいよってことをよく知ってもらって普段の食生活に魚をもっと取り入れてほしいなという思いでこういった活動をやっております。
鹿児島はですね、本土から奄美大島、そして与論島、南北非常に長い海があります。そのおかげでいろんな魚が水揚げられています。ぜひそんな美味しい魚を私達と一緒に勉強しながら食べてほしいなと思っております」