錦江湾に浮かぶ鹿児島市の神瀬灯台の砂浜で15日、ボランティアなどによる清掃活動が行われました。
鹿児島市街地と桜島の間にある神瀬灯台。錦江湾を往来する多くの船に瀬の位置を知らせ安全を見守っています。
日本財団が主体となっている「海と日本プロジェクト」では、今月12日から19日までの期間を「秋の海ごみゼロウィーク」と定め、海洋ごみ削減に向けた全国一斉の活動を実施しています。
鹿児島では15日、錦江湾遊覧観光協会の会員や一般のボランティア合わせておよそ40人が、船で神瀬灯台に向かい、ごみ拾いを行いました。
台風10号が接近した影響で神瀬灯台に流れ着いていた大きなごみのほとんどが再び、海に流れ出てしまったということですが、ビニールやストローの破片など小さなプラスチックごみが多く見つかりました。
(参加者)「ごみを拾う目的と、来られない島がどういう状況か興味もあった。魚が(ごみを)食べたら、我々は(その魚を)食べることになるので大変」
およそ1時間半行われた清掃活動。参加者は、ふるさとの海を守ることの大切さを再認識していました。